4 KILOS VINÍCOLA
クアトロ・キロス・ビニコラ
スペイン / マジョルカ島
醸造家とミュージシャンという異色のタッグが生み出すテロワールワイン
2006年醸造家フランセスク・グリマルト氏と音楽家セルヒオ・カバジェロ氏の2人によって、スペイン・マジョルカ島で誕生したワイナリーが4Kilos Vinicola(クアトロ・キロス・ビニコラ)です。
”ブドウ本来の力強さと個性を映し出したワイン造り”をテーマに、島の土着品種とテロワールを鮮やかに映し出すスタイルを確立しています。しかもそのアプローチは、4Kilosらしいちょっとユニークで独創的なもの――!
(左)醸造家フランセスク・グリマルト氏
以前アニマ・ネグラ・セラーというマジョルカ島にあるワイナリーの醸造を担当。バレアレス諸島のCallet(カイエット)種など固有品種を守る活動に情熱を注ぐ醸造家として名高いです。マジョルカ島のブドウと土地の可能性を世界に示した重要人物。
(右)音楽家セルヒオ・カバジェロ氏
音楽・アートの先端フェスティバル”SÓNAR”(毎年バルセロナで開催される音楽とマルチメディアアートの国際イベント)の共同創設者兼共同ディレクター。ワイナリーのビジュアルや感性の部分を担い、4Kilosらしい独創性を形作っています。
"4Kilos"という名前に込めた意思表示
「4Kilos(4キロ)」という名称は、二人の共同経営者がスペインの旧通貨ペセタで "4百万ペセタ(=4 kilos)"を初期投資に用いたことに由来します。この業界では控えめな投資額であり、良質なワインは巨額の資金ではなく、品質へのこだわりと製品への情熱によって生まれることを示しています。4キロは彼らの確固たる理念であり、原則の表明なのです。
ワイナリーはマジョルカ島の南に位置し、海から約10kmほど。南の地中海から"Embat (エンバット)"と呼ばれる風が吹き込み、特に暑い春夏の厳しい暑さを和らげてくれます。
ブドウ畑はマヨルカ島の北部と南部に点在する複数の区画を使用するため、4Kilosのワインはどこの原産地呼称にも属しません。
土壌は主に”Call Vermell(カユ・ベルメユ)”と呼ばれる、マジョルカ島の伝統的な鉄分を多く含む赤粘土土壌で栽培されています。
栽培品種は、カイエット、フォゴネウ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、モナストレル、シラーです。
畑を”生きた生態系”として捉えるということ
クアトロ・キロス・ビニコラでは、自社畑に自生する固有植物を詳細に調査する研究プロジェクトを行っています。
この調査は、自然の植生がどのように畑のバランスを形作り、ブドウ栽培に影響を与えるのかを科学的に理解するためのものです。
マヨルカ島の畑では、野生の植物がその土地の環境・土壌・水分量を映し出し、生物指標として重要な役割を果たします。
クアトロ・キロス・ビニコラは、この自然植生を「除去すべき雑草」ではなく、畑という農業生態系を理解する鍵と捉えています。
4 KILOS VINÍCOLAの商品一覧
-
2024 ヤンプガ / クアトロ・キロス・ビニコラ
通常価格 ¥4,950通常価格単価 / あたりセール価格 ¥4,950 -
2023 モトール・ブラン / クアトロ・キロス・ビニコラ
通常価格 ¥4,950通常価格単価 / あたりセール価格 ¥4,950 -
2023 モトール・カイエット / クアトロ・キロス・ビニコラ
通常価格 ¥4,950通常価格単価 / あたりセール価格 ¥4,950